格安ホームページ制作のメリット・デメリット
目次
格安のホームページ制作、高額なホームページ制作それぞれにメリット・デメリットがあるのでご紹介します
格安ホームページ制作のメリット
格安ホームページ制作のメリットは、断然制作費が安いと言うことです。
ホームページは公開したらすぐにアクセスが集まって、お問合せやご注文があるわけではありません。これは制作費が高いホームページでも安いホームページでも同じです。
格安のホームページは制作費が安いので、気軽にホームページが開設出来て、初期費用が安い分、SEOなどの集客にお金を掛けることが可能です。
ただし、格安ホームページ制作会社でも、月額数千円のサブスク型のホームページ制作は、一見安いように見えますが、数年支払い続けると高額なホームページ制作と同じになってしまうので注意が必要です。
格安ホームページ制作のデメリット
格安のホームページのデメリットは作成出来るページ数に制限があるのと、デザインの自由度が低いことです。
弊社の場合は、初期段階で作成するページ数は5ページですが、ワードプレスで作成するので、ページの追加はお客様の方で自由に出来ますので、ページ数が少ないことはデメリットにはなりません。
また、デザインの自由度が低いことは確かなのですが、ホームページ制作を依頼するお客様が強いデザインのこだわりがあって、細部までのレイアウトまで指定があることはほとんど無いと思います。
普通は、漠然としたイメージがあって、そのイメージに合うホームページであれば全く問題が無いのではないかと思います。
弊社はワードプレスの8,000以上のテーマからお好きなテーマを選んでいただいてホームページを作成しますので、ほぼ希望通りのホームページになります。

高額なホームページ制作のメリット
高額なホームページ制作のメリットは、作成するページ数も多く、ワードプレスのテーマもオリジナルのものを作成するので、自由度の高いホームページが作成出来ます。
ただし、依頼する側としてどこまでレイアウトなどにこだわるのかです。デザインで一番ユーザーの印象に残るのはヘッダー画像です。ヘッダー画像はプロのカメラマンに撮影してもらうか、有料画像を使用すれば、どんなテーマを使用してもユーザーの印象に大きな違いはありません。
ヘッダー画像以外で、オリジナルのテーマを使用するメリットはグローバルナビやサイドバーの情報などですが、ここには、高い金額を支払うほどの大きな差は生まれません。
高額なホームページ制作のデメリット
高額なホームページ制作のデメリットはもちろん初期投資が大きいと言うことです。ホームページは高額な制作費だったから検索エンジンからのアクセスが多く確保できるとは限りません。
例えば、工場に導入する機械の場合、高額な機械程、品質が高かったり、生産性が高いなど、投資に対する回収の計算が成り立ちますが、ホームページは投資回収の根拠となる数字は何一つ保証がありません。
作成して公開してみないとどれだけのアクセスやコンバージョンがあるのか分からないサイト制作に高額な投資をするのはとても危険なことです。
高額なホームページ制作会社に依頼する場合は、すでに運営しているホームページに安定したアクセスがあり、売上げも一定程度確保している場合だけです。
投資回収の計算も出来ないのに高額なホームページ制作会社に発注するのは、経営にダメージを与えるだけです。
サブスク型のホームページ制作会社には注意が必要
初期費用が無料で、月額数千円などで格安を謳うホームページ制作会社もありますが、契約にあたっては注意が必要です。月額数千円だと安いと感じますが、例えば月額5,000円で5年間支払いを続けると、普通の制作会社の初期費用と変わらなくなります。
もう一つの問題は、ドメインの所有権やホームページの所有権がどこにあるのかです。ホームページをリニューアルしようと思って、別のホームページ制作会社に依頼しようとすると、ドメインは引き継げないと言われる可能性があります。
ドメインは良質なコンテンツを掲載して長期間維持していると、ドメインそのもものをGoogleが評価するので、ドメインは価値のあるものです。リニューアルするホームページにドメインが引き継げないと、それまでGoogleから評価されていたサイトの評価が無くなってしまいます。
多分、このような業者の場合、元のドメインを参照した時に移転先のドメインへ転送する301リダイレクトの設定もしてくれない可能性もあります。
このように、他の制作会社へ逃がさないために、ドメインを渡さずに、月額費用を払い続けるようにされる可能性があるのです。
また、お客様にもドメインが定着しているので、リニューアルに伴ってドメインが変更になると、ユーザーも戸惑うことになってしまいます。
さらに問題なのは、サイトの一部又は全部を他のサーバーへ移転することも禁止されると思います。サイトの所有権は制作会社側にあると主張いると思います。
このように月額数千円のホームページ制作会社には、後々トラブルになる種が隠されているので、契約する場合は、ドメインとサイトの所有権がどちらにあるのかを明確にして、発注者側に所有権があることを確認してから契約するようにしましょう。
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